第7章 回帰分析

この章では「inline 回帰分析」ツールについて見ていきます。jamoviの基本構成では,ここには次の分析メニューが含まれています(図7.1)。

回帰分析のメニュー

図7.1: 回帰分析のメニュー

  • 相関行列 変数間の相関係数を算出します。
  • 偏相関 変数間の偏相関・部分相関係数を算出します。
  • 線形回帰 線形回帰分析を行います。
  • ロジスティック回帰
    • 2値従属変数[2項] 従属変数が2値変数である場合の回帰分析を行います。
    • 多値従属変数[多項]  従属変数が複数カテゴリーの名義尺度変数である場合の回帰分析を行います。
    • 順序従属変数  従属変数が順序尺度変数である場合の回帰分析を行います。

たくさんの分析メニューが含まれていますが,これらは大きく相関分析回帰分析の2つに分けることができます。最初の2つ「相関行列」と「偏相関」が相関分析で,それ以外が回帰分析です。