3.4 ワーキングディレクトリ

R/RStudioではCSVやExcelなどの外部データファイルを読み込み,解析を進めていくことができる. 外部ファイルを読み込むために,ワーキングディレクトリという概念を理解しておくと良い.

ワーキングディレクトリ(Working directory)とは,Rがプログラム上で外部ファイルを探しにいく際の起点となる場所である. これをカレントディレクトリ(Cuurent directory)と呼ぶこともある. 通常,RStudioを最初に立ち上げたとき,ワーキングディレクトリはユーザーのルートディレクトリとなっている. その時のワーキングディレクトリがどこであるかはgetwd()という関数を実行することで確認することができる.

getwd() # 各自の端末の環境によって表示されるディレクトリは異なるので注意
## [1] "/Users/sakaimasayuki/Dropbox/07_学部/datascience-2023_2024/jiyu-dslec-2023/lecture_2023-10-21/book"

Exercise 3.3 (ワーキングディレクトリの確認) 関数getwd()を利用して,現在のワーキングディレクトリを確認せよ.