5.3 Independent Samples [χ² test of association](χ²独立性検定)
χ²独立性検定(χ²適合度検定と混同しないようにしてください)は,2種類のカテゴリ変数が独立であるか関連しているかを調べる場合に使用される検定です。分析の結果小さいp値が得られた場合,その2つの変数は独立でない(互いに関連がある)可能性が高くなります。
- Rows(行) クロス集計表の行に配置する変数を指定します。
- Columns(列) クロス集計表の列に配置する変数を指定します。
- Counts (optional)(度数) 度数が含まれている変数を指定します(オプション)
- Layers(階層) クロス集計表を分割する変数を指定します。
- (統計量) 統計量に関する設定を行います。
- (セル) クロス集計表の各セルに関する設定を行います。
- (作図) 結果をグラフに示します。
5.3.1 Statistics(統計量)
統計量の算出に関する設定を行います。
- Tests(検定) 検定統計量に関する設定を行います。
- Hypothesis(仮説) 対立仮説に関する設定を行います。
- Group 1 ≠ Group 2 グループ1と2で比率が異なるかどうかを検定します(両側検定)
- Group 1 > Group 2 グループ1の比率がグループ2より大きいかどうかを検定します(片側検定)
- Group 1 < Group 2 グループ1の比率がグループ2より小さいかどうかを検定します(片側検定)
- Comparative Measures (2×2 only)(比較指標:2行2列のみ)
- Interval [ ]% 信頼区間の幅を指定します。
- Compare(比較方法)
- rows(行) 行ごとのオッズ比や比率の比較を行います。
- columns(列) 列ごとのオッズ比や比率の比較を行います。
- Nominal(名義尺度) 名義尺度の関連についての指標を設定します。
- Ordinal(順序尺度) 順序尺度の関連についての指標を設定します。
5.3.2 Cells(セル)
クロス集計表のセルに関する設定を行います。
- Counts(度数)
- Percentages(パーセント)
5.3.3 Plots(作図)
度数あるいはパーセント分布を図示します。
- Plots(作図)
- Bar Type(棒グラフのタイプ)
- Side by side(横並び) グループ別に,棒を横並びにして表示します。
- Stacked(積み上げ) 各グループの度数を縦に積み上げて表示します。
- Y-Axis(縦軸)
- Counts(度数) グラフの縦軸に度数を示します。
- of total(全体) 総度数に対するパーセント値を用います。
- within column(列) 各列の度数合計に対するパーセント値を用います。
- within row(行) 各行の度数合計に対するパーセント値を用います。
Percentages(パーセント) グラフの縦軸に度数のパーセントを示します。
- X-Axis(横軸)
- Rows(行) クロス集計表の行にある変数の値を横軸に配置します。
- Columns(列) クロス集計表の列にある変数の値を横軸に配置します。