積分は主に関数とx軸で囲まれる領域の面積や,関数の累積量の計算に利用され,実用においては微分と並びとても重要な計算手法の一つである. 統計学においては,確率の計算のために用いられる.後に紹介する確率密度関数は,全積分の結果が1であるという前提があり,確率計算を積分として行うことができるように設計されている.