4.6 Lineplot(折れ線グラフ)

折れ線グラフはデータの順序に意味がある場合に利用することが多い.一般的には時系列データによく用いられる. 毎日の体重測定など,時間に沿って並べることに意味があるデータである.

時系列データなどは,そもそもが時間に沿って並んでいることが前提であるので,ここでもそのように想定する.

4.6.1 データの準備

ここでは,適当に生成したデータを用いる.

ts_sample <- cumsum(rnorm(n=100, mean=0, sd=1))

データの生成には平均0,分散が1の正規分布,すなわち標準正規分布からのサンプルを200個生成し, それらを並び順に足し上げていったものである.

plotで引数type="l"と指定すると折れ線グラフとなる.

plot(ts_sample, type="l")

ggplotでは以下のようにすれば良い.こちらの場合は,\(x\)軸となる変数を明示的に指定する必要があることに注意して欲しい.

data.frame(no=1:length(ts_sample),ts=ts_sample) %>% 
  ggplot(aes(x=no, y=ts)) +
  geom_line()