1.4 和事象・積事象の確率

全体集合S,二つの事象A,BSについて,AB,ABの確率を考える. これについて以下が成り立つ.

Theorem 1.1 (和事象の確率) P(AB)=eiABP(ei)=eiAP(ei)+eiBP(ei)eiABP(ei)

明らかに,AB=ϕのとき,P(AB)=P(A)+P(B)が成り立つ. さらに一般化して,AiS,i=1,,kかつAiAj=ϕ,ijとして

P(ki=1Ai)=ki=1Ai

が成り立つ.