6.3 ベクトル

Rではベクトルというオブジェクトで,数学的に扱うベクトルのようなものを扱うことができる.

6.3.1 ベクトルの生成

ベクトルを生成する方法はいくつかあるが,基本的なものとしてc()による生成がある. これはc(要素1, 要素2, 要素3,...)のように,()の中身にベクトルの要素を記述することで任意のベクトルを生成できる. ちなみに,この時要素は数値や文字を混在させることはできない.

c(1, 3, 5)
## [1] 1 3 5

以下は要素が文字列のベクトルである.文字列は'string'または"string"のように シングルクウォーテーションかダブルクウォーテーションで囲んで扱う.

c('hello', "I'm", "good")
## [1] "hello" "I'm"   "good"

6.3.2 連続な整数の要素をもつベクトルの生成

以下のようなプログラムを実行することで数字の1から6までの要素を持つベクトルを生成できる.

1:6
## [1] 1 2 3 4 5 6

6.3.3 変数の作成

Rでは任意の文字列(+-*/や先頭に数値が来るのはNG)を名前とした変数を作ることができる. 変数にはRの数値やベクトルを含めたR上のオブジェクトを代入することができる.

以下のようなプログラムを実行することで変数を作成できる.

変数名 <- オブジェクト

以下では,seriesという変数に先ほど作成した1から6のベクトルを代入している. また,printという関数を利用して,seriesの中身を表示している.

series <- 1:6
print(series)
## [1] 1 2 3 4 5 6

Exercise 6.2 (ベクトルと変数の作成) 以下の問題に答えよ.

  1. 1, 5, 100, 1000という4つの要素をもつベクトルを生成せよ.
  2. 1から100までの整数を要素に持つベクトルを生成せよ.
  3. one2hundredという変数に2で作成した1から100までの整数を要素に持つベクトルを代入せよ.