6.8 関数

Rにおける関数とは,関数名()という形式で記述し,()の中にいくつかの引数を渡して実行すると,対応した戻り値を返すものである. 一般的に良く知られている数学関数(三角関数や四捨五入など)の多くはRでは最初から利用することができる.

round(3.14) # 四捨五入
## [1] 3

他には階乗\(x!, x \in \mathbb Z_{+}\)を計算するfactorial()などもある.

factorial(5) # 5x4x3x2x1
## [1] 120

6.8.1 関数のヘルプページ

Rが提供する関数には複数の引数が用意されているが,どの関数にどのような引数があるかを全て把握することは難しい. そこで,関数のヘルプページをRStudio内で見ることができる. round()のヘルプページを見てみよう.次のコードを実行すること右下のパネルにヘルプページが表紙される.

?round()

Argumentsの記述を見るとxdigitsという二つの引数を持つことがわかる.xは四捨五入される数値で, もう一つdigitsという引数も存在する(中身についてはExerciseで扱う).

Exercise 6.5 (関数の基本的な使い方) Rにはceiling()floor()trunc()という関数が用意されている. 次の問いに答えよ.

  1. 以下のプログラムをそれぞれ実行してこれらの関数が何をする関数なのか考えよ.
ceiling(10.3)
ceiling(10.6)
floor(10.3)
floor(10.6)
trunc(10.3)
trunc(10.6)
  1. ?round()と実行して表示されるヘルプページをみて,digitsという引数が持つ意味を答えよ.